インフルエンザの感染対策に予防注射と空気の入れ換え

インフルエンザの感染対策で重要なことは、流行前に予防注射を行うことです。実は、インフルエンザウイルスに感染の予防力はないと言われています。ではなぜ予防注射をすることが推奨されているかというと、インフルエンザに感染すると38度以上の高熱が続くのですが、このような症状の重症化を防ぐために予防注射をして、体内に抗体を作っておくことが推奨されているのです。抗体は体内に入ってきたウイルスを撃退する役目があり、その結果症状が出ても重症化せずに済むのです。
さらにインフルエンザ予防には、部屋の空気の入れ換えを行うことも重要です。インフルエンザの蔓延する時期は冬ですが、寒いからという理由で部屋を閉め切っておくと、気密性の高い現在の家屋では乾燥が進んだり、症状が出ていないながらも感染している人がくしゃみや咳と一緒に体外へ排出したインフルエンザウイルスが部屋の中に充満してしまいます。部屋の中の空気が入れ替わるように対角にある窓を開けるようにして、1~2時間に1回の割合で空気の入れ換えを行うと良いと言われています。空気の入れ換えと同時に、部屋の中の湿度を50~60%に保つことも重要です。空気が乾燥すると喉や鼻の粘膜の防御機能が衰え、インフルエンザウイルスに感染しやすくなります。暖房器具から出る二酸化炭素や服から出るチリやゴミも空気を汚し、喉や鼻の粘膜の防御機能を衰えさせる一因となっています。また空気の乾燥は空気中のウイルスがいつまでも部屋の中に漂う原因となり、感染のリスクが上がってしまいます。
他にもマスクを着用したり、うがい・手洗いを習慣化する、早寝早起きや栄養をしっかり摂って免疫力を上げるなどして、インフルエンザの感染から自分を守りましょう。