株
CMなので聞き覚えがある人もいるとは思う「ジュニアNISA」。2016年にできて、0歳から19歳の未成年を対象にした制度です。ジュニアNISAを中心に株投資についても記事発信を行っていくのでジュニアNISAに興味のある人はぜひ見てください!

外貨投資をするなら為替リスクを知っておこう

外貨投資をする場合は、為替リスクを常に念頭においておかなくてはなりません。
現在、わが国の公定歩合は預金金利が期待できるものでは到底なくなっているため、外貨投資をするケースも多くなっています。
しかし、外貨で預金して、または投資をして、そこで高い利益が得られたとしても、それを外貨のままで使えるとは限りません。
日本に住んでお金を使うなら、日本円に戻さなければなりません。
その戻す時期に、為替相場が大きく変わっているというリスクが常につきまといます。

そのため、外貨投資をする場合は、リスクヘッジが必要になります。
ヘッジコストも見込んで、外貨投資を考えていく必要があります。
例えば、円安のときにすべてをドルに替えて投資をしたとして、それによって大きな利益を得て、3割増しくらいに資産が増えたとしても、それを円に戻すときに為替相場が円高に振れていたら、利益が出なくなるかもしれません。
1ドルで120円と交換できるはずだったのに、80円としか交換できなくなっていることもあります。

80円から120円になるということは、あり得ないような気がするかもしれませんが、ごく短期間でそうなりました。
その時点で円高、または円安傾向にあるからと言って、すべてを外貨に換えてしまうのは考えものです。
為替相場は、ごく短期間に大きく動く可能性が常にあります。
プロ中のプロであるはずの外国為替専門会社が、為替相場の急激な変動によって、倒産することも決して珍しくないほどです。

スイスフランや円は、比較的安定している通貨として人気がありますが、そのスイスフランが急激に変動して、大きな会社が倒産したこともありました。
スイスフランショックと呼ばれるものです。
円もごく短期間に、ドルに対しておよそ30%以上も価値が変動したことがあり、油断はできません。
ドル円という市場規模の大きな通貨ペアでもこうしたことがあることを、よく踏まえておくことが大事です。

為替ヘッジコストの計算方法

為替ヘッジをする場合は、一般的に為替予約取引をおこないます。
このヘッジコストを嫌い、為替ヘッジをしない場合もありますが、企業などで為替ヘッジをしないという例は珍しく、多くのところで必要なこととして割り切って、為替予約取引をおこないます。
為替ヘッジの計算方法には、通貨ごとの金利が関わってくるため、複雑です。
計算方法に用いられるのは、短期金利です。
為替では、2つの通貨ペアが関わってきます。
その2国の短期金利が計算上、用いられます。

短期金利以外にも、影響を及ぼす要素があり、それが、金利の見通しや需給などの状況により、その通貨の調達のために上乗せされる金利です。
これはベーシスと呼ばれます。
世界には人気のある通貨とそうでない通貨があり、人気のある通貨には高い需要があるため、調達にコストがかかる場合があります。
例えば、急に世界中が円を必要とすると、急激に円高が進みます。
円はかなり以前から、安定した通貨と見なされており、世界情勢が不穏になると、円高が進むということが繰り返されてきました。

そうした通貨の特異性も加味しながら、為替ヘッジコストは計算されます。
一般的に、短期金利の高い通貨の為替ヘッジコストのほうが、高くなる傾向があります。
人気のある通貨だから、為替ヘッジコストも高いとは限りません。
短期金利の影響が大きいです。

ファンドに投資する場合には、為替ヘッジをしているファンドにするか、していないファンドにするか、選べます。
為替ヘッジをしていないファンドのほうが、為替ヘッジコストがかからない分、高い利益が得られる可能性があります。
ただし、ハイリスクハイリターンとなります。
為替ヘッジをする以外、ローリスクにする方法はありません。