鳥がインフルエンザの感染経路になり発症する事もある

インフルエンザというと冬になると流行するもの、時折学級閉鎖などの大規模感染が見られる感染症として知られています。
大人であろうと子どもであろうと感染する可能性があることから予防策については毎年話題になるところなのですが、しかし数年に一度、ニュースを騒がせるようになるのがインフルエンザが変化することで発生する特殊なインフルエンザです。
その中で特に話題になったのは鳥を感染経路とする鳥インフルエンザですが、これは非常に危険な存在です。
この感染経路によって人に感染する場合は特にインフルエンザA型というウイルスが多いのですが、このウイルスは元々非常に変異しやすい性質を有しています。
本来であれば人から人へ感染することが多いのですが、途中で鳥に感染してしまうと鳥の体内で遺伝子構造を変化させ、より凶悪と言って良いウイルスに変化するのです。
事例としてはアフリカ、中東、アジア地域において観測されることが多く、過去にはインドネシアで199人が感染して167人が死亡するという事態にまで発展してしまいました。
日本とインドネシアでは医療の水準が大きく異なるために「日本でも感染が発生すれば大量の死者が出る」とは言い切れない部分がありますが、それでも死者が出る可能性は非常に高いと言えるでしょう。
特に抵抗力が低下している高齢者や、そもそもの抵抗力が十分なものになっていない乳幼児に感染すれば、深刻な事態に陥る可能性もあります。
こうした事態を防ぐには「鳥が感染経路になるインフルエンザは危険だ」として知っておくほかありません。
もし万が一世界で確認されれば必ずニュースなどで報道され、注意喚起がされることになるでしょうから、自分に感染することは無いと楽観視するのではなく、インフルエンザ時期にはしっかりとニュースを見て流行の状況を掴むことが必要と言えるでしょう。